稲羽素兎の段 の変更点
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稲羽素兎の段 / いなば の しろうさぎ の段 #br #br |&resizeimage(20220613.jpg,200,);| |CENTER:ヤソガミ| [古事記:158] 八十神 ヤソガミ ・オホクニヌシの兄弟(あにおと)ヤソガミ坐しき ・皆(みな)国はオホクニヌシの神に避りまつりき 稲羽のヤガミヒメ婚(よば)はむ心あり ・シロウサギに海鹽(うしほ)を浴みて風に當り伏せれとをしへたまひき ・手間山(てまのやま)に赤猪(あかゐ)在るなり 汝(いまし)待ち取れ ・山の大樹(おほき)の矢をを打ち離ちて オホクニヌシうち殺しき ・オホクニヌシ 坂の御尾(みを)ごとに追ひ伏せ 河の瀬ごとに追ひ撥(はら)ひて 国作り始めたまひき [日本書紀] ヤソカミ ・9-6 ヤソカミ アメワカヒコの段 (古事記のヤソガミとは異なる神) [まんが] ・兄弟八十神 併せて八十一神 ・名をイチヒコ・ニヒコ...とする オホクニヌシは四十一比古(よそあまりひとひこ) ・国をオホクニヌシに譲りて ヤガミヒメを娶りに向かふ ・ヤソガミは計画性 行動力 統率力を持ち 王(おほきみ)に相応はしい神 ・オホクニヌシは多くの神の力を借りて事を成す 新(あらた)しい国の在り方を示す #br |&resizeimage(20220614.jpg,200,);| |CENTER:ヤガミヒメ| [古事記:159] ヤガミヒメ (の神は付かない) ・稲羽のヤガミヒメ ヤソガミ参ゐ来たる ・吾(あ)はオホナムチに嫁(あは)なむ ・子神キマタ [日本書紀] なし [古事記伝] ヤカミヒメ [まんが] ・稲羽とのみ書かれ国は付かないが因幡国と思はれるので 稲羽国とする ・まんがのヤガミヒメは紙漉き [コウゾ] #br |&resizeimage(20220615.jpg,200,);| |CENTER:シロウサギ ☆| [古事記:160] イナバノシロウサギ ウサギガミ ・裸(あかはだ)なるウサギ伏せり ワニを欺きて海を度(わた)りき ・ヤソガミとオホナムチの教(をし)へに従ふ ・此(これ)稲羽之素菟(いなばのしろうさぎ)といふ者也 いまに菟神(うさぎがみ) [日本書紀] なし [素菟] ・古事記では白は王(おほきみ)に用ゐられる文字 ・白菟は月を思わせるため白の文字を避けたとの説あり [まんが] ・大国主の教へにて傷を直す時にはウサギ のちに神となる ・大国主周りに出番を増やす 穴太妙古泥(あのうたへこね)と名付く [モミチ キイチゴ] #br |&resizeimage(20220616.jpg,200,);| |CENTER:ワニ| [古事記] 和邇 ワニ (生き物) [日本書紀] なし [和邇] ・和名抄に 鰐(わに)は鱉(さめ)に似て四つ足有り ・河池沼に棲むのは四つ足のワニ 海に居るのは其れに似たるサメ ・一般にワニザメとされる 他に龍(りゅう)や蛟(みづち)との解釈もあり ・例へば和邇(わに)氏の体が大きく「ワニの如く」と云ふ流行り言葉の線は如何か [ワサビ] #br #br |&resizeimage(20220616-2.jpg,,);| #br #br 次のお話は 手間山の段 / てま の やま の段 #br #br