猨田毘古神阿射加の段 の変更点
Top > 猨田毘古神阿射加の段
- 追加された行はこの色です。
- 削除された行はこの色です。
- 猨田毘古神阿射加の段 へ行く。
猨田毘古神阿射加の段 / さるたびこのかみ の あざか の段 #br #br |サルタヒコの神 阿邪訶(あざか)に坐(いま)しける時に 漁(すなどり)して&br;比良夫貝(ひらぶかひ)に 其の手を咋(く)ひ合はさえて 海塩(うしほ)に溺れたまひき| #br #br |&resizeimage(20221006.jpg,200,);| |CENTER:ソコドクミタマ| [日本書紀] なし [古事記:番号外] ソコドクミタマ ・サルタヒコ 比良夫貝(ひらぶがひ)に 其の手を咋ひ合はさえ 溺れたまひき ・其の底に沈みたまふ時の名を ソコドクミタマと謂(まを)し [古事記伝] ・阿邪訶(あざか)は伊勢の国壹志の郡なり ・ソコドクは底著(そこづく)にて 底に沈み著(つく)なり ・比良夫貝 古(いにし)へ世に多かりし物なれど 和名抄などに見えざるは 後に名の変れるにやあらむ ツキヒガヒ タヒラギ サルボ #br |&resizeimage(20221007.jpg,200,);| |CENTER:ツブタツ| [古事記:番号外] ツブタツミタマ ・其の海水(うしほ)につぶたつ時の名を ツブタツミタマと謂(まを)し [日本書紀] なし [古事記伝] ・ツブタツは師の説に物の沈みいる時に水の鳴る音なりと云れき ・たつとは上るを云て底より音の鳴りて上るなり #br |&resizeimage(20221008.jpg,200,);| |CENTER:アワサク| [古事記:番号外] アワサクミタマ ・其のあわさく時の名を アワサクミタマと謂(まを)す [日本書紀] なし #br ---- #br #br |ウズメ サルタヒコを送りて 還り至りて 汝(いまし)は天つ神の御子に仕へ奉(まつ)らむやと問ふときに| |諸(もろもろ)の魚(うをども)皆 仕へ奉(まつ)らむと白(まを)す中に 海鼠(こ) 白(まを)さず| |此の口や 答へせぬ口といひて 紐小刀(ひもかたな)もちて其の口を拆(さ)きゝ 故(かれ)今に海鼠(こ)の口拆(さ)けたり| #br #br |&resizeimage(20221009.jpg,200,);| |CENTER:コ| [古事記:番号外] コ (生き物) ・ウズメの問ひに答へずて 口を拆(さ)かるゝ [日本書紀] なし [古事記伝] ・皇孫(みま)の大御饌(おほみけ)の御贄(みにへ)になりなむや否やを問ふなり ・海鼠は和名抄に和名 古(こ) 今の世なまこくしこきんこなど云ふ名もあり ・和名抄に大刀は太知(たち) 小刀は加太奈(かたな)とありて 加多那は片刃の小刀なり [コ] ・蚕(こ)と呼び分けて 生(なま)海鼠(こ) 飼ひ蚕(こ) #br #br |&resizeimage(20221009-2.jpg,,);| #br #br 次のお話は 大山津見神詛の段 / おほやまつみ のかみ の とこひ の段 #br #br