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手間山の段 / てま の やま の段
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|CENTER:稲羽(いなば)からの還へりみち 伯伎(はゝき)の国の手間(てま)の山本(やまもと)&br;ヤソガミ共議(あひたばか)りて 赤猪(あかゐ)に似たる大石 転(まろば)し落して オホナムチ殺しき&br;御祖(みおや)サシクニワカヒメ 天(あめ)に参上(まゐのぼ)りて カミムスヒに請(まお)したまふ&br;すなはち キサガヒヒメと ウムギヒメを遣はして 作り活かさしめたまふ|
 156サシクニワカヒメ 3カミムスヒ
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|CENTER:アカヰ|

[古事記] 赤猪 アカヰ (生き物)

[日本書紀] なし
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|&resizeimage(20220618.jpg,200,);|
|CENTER:キサガヒヒメ|

[古事記:161] キサガヒヒメ (の神は付かない)
・カミムスヒ キサガヒヒメとウムギヒメを遣はして オホクニヌシを作り活かさしめたまふ
・キサガヒヒメ きさげ集(あつ)めて

[日本書紀] なし

[古事記伝]
・キサガヒヒメ きさげ集(こが)して 師の考へに焦の字の誤なりとあるぞよき
・キサガヒ 今アカヾヒと云物なり
・キサ貝の其の殻を研磨(すり)けづりて焼焦してなり

[まんが] 集める神

[ユリ]
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|CENTER:ウムギヒメ|

[古事記:162] ウムギヒメ (の神は付かない)
・カミムスヒ キサガヒヒメとウムギヒメを遣はして オホクニヌシを作り活かさしめたまふ
・ウムギヒメ 待ち承(う)けて (真福寺本)

[日本書紀] なし


[古事記伝]
・ウムギヒメ 水を持ちて
・和名抄に 和名ハマグリ
・蚌蛤ウムギ 海蛤ハマグリ 文蛤イタヤガイ 古くにはウムギ 後に大小凡てハマグリと云なりけり

[まんが] 解く神
・記伝は異なる写本により 水を持ちてと訓み 貝の汁と解く

[ウリ]
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|CENTER:キサガヒヒメ きさげ集(あつ)めて ウムギヒメ 待ち承(う)けて&br;母乳汁(おものちしる)を塗りしかば 麗はしき壮夫(をとこ)に成りて 出(いで)遊歩(あそび)き|
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|CENTER:イソタケル|

[古事記] なし

[日本書紀] 五十猛 イタケル-ノカミ イタケル-ノミコト
・8-4 スサノヲの子 イタケル 紀伊国に坐します大神イサヲシ 是なり
・8-5 スサノヲの子 イタケル 妹(いろも)オホヤツヒメ ツマツヒメ 紀伊国に渡し奉る

[古事記伝] イダケル
・オホヤビコと一つなるべし

[まんが]
・日本書紀の神を付け足し
・母神は熊野の島に乗って流れ着いた 他国(あだしくに)の神とする
・まんがのスサノヲは木地師の神

[ノリ]
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|CENTER:オホヤツヒメ|

[古事記] なし

[日本書紀] 大屋津姫 オホヤツヒメ-ノミコト
・8-5 スサノヲの子 イタケル 妹(いろも)オホヤツヒメ ツマツヒメ 紀伊国に渡し奉る

[オヤツ] 籠盛り
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|CENTER:ツマツヒメ|

[古事記] なし

[日本書紀] 柧津姫 ツマツヒメ-ノミコト
・8-5 スサノヲの子 イタケル 妹(いろも)オホヤツヒメ ツマツヒメ 紀伊国に渡し奉る

[ツマ] 飾り切り
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|&resizeimage(20220623.jpg,200,);|
|CENTER:タマユミ|

[古事記] なし
・木の国のオホヤビコ(記番号25)によりて オホナムチ 木の俣より漏(く)き逃れて去りたまひき

[まんが] タマユミ
・木の股を持つ神タマユミとする

[マユミ]
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次のお話は
根堅洲国の段 / ね の かたすくに の段
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