天若日子の段 の変更点

Top > 天若日子の段
  • 追加された行はこの色です。
  • 削除された行はこの色です。
  • 天若日子の段 へ行く。

天若日子の段 / あめ わかひこ の段
#br

|アメノホヒの神 久しく不復奏(かへりことまをさず) 亦(また)何れの神を使はしてば吉(え)けむ|
|こゝにオモヒカネの神まをしけらく アマツクニタマの子アメワカヒコを使はしてむ|
#br
#br

|&resizeimage(20220907.jpg,200,);|
|CENTER:クニタマ ☆|

[古事記:226] アマツクニタマ -ノカミ
・アマツクニタマの子 アメワカヒコ
・ワカヒコを弔ふ

[日本書紀]
・9-本文 アマツクニタマ
#br

|こゝにアメワカヒコ かの国へ降(くだ)りつきて&br;即ち大国主の神の女(むすめ)シタテルヒメを娶(めと)し また其の国を獲(え)むと慮(おもひはか)りて&br;八年(やとせ)になるまで不復奏(かへりことまをさざりき)|
#br
#br

|&resizeimage(20220908.jpg,200,);|
|CENTER:ワカヒコ ☆|

[古事記:227] アメノワカヒコ (神や命と付かず)
・アマツクニタマの子 アメワカヒコ
・葦原中国へ使はされる シタテルヒメを娶りて 八年(やとせ)復へらず
・矢にあたりき

[日本書紀] アメワカヒコ
・9-本文
・9-1
・9-6

[古事記伝] アメワカヒコ
#br

|アメワカヒコ 久しく不復奏(かへりことまをさず) 又いづれの神を遣はしてか|
|こゝに諸神(もろもろのかみたち)及(また)オモヒカネの神まをさく 雉(きぎし)名(な)ナキメを遣はしてむ|
#br
#br

|&resizeimage(20220909.jpg,200,);|
|CENTER:ナキメ|

[古事記:228] ナキメ (生き物 名付く故に神の数に含める)
・雉(きぎし) 名はナキメ
・葦原中国へ使はされ ワカヒコに 八年(やとせ)復へらぬ由(ゆゑ)を問ふ
・矢にあたりき

[日本書紀]
・9-本文 ナナシキギシ
・9-1 キギシ
・9-6 ナナシヲノキギシ・ナナシメノキギシ (雄・雌)
#br

|&resizeimage(20220910.jpg,200,);|
|CENTER:サグメ|

[古事記:229] アマノサグメ (の神は付かず)
・ナキメ詔(のり)き アマノサグメ この鳥は鳴く声 いと悪し 射殺したまひね

[日本書紀] アマノサグメ
・9-本文 
・9-1

[まんが]
・アマノとあるため天津神と思はれる
・鳥の声を聞く
・探りて解き明かす神
#br

|ワカヒコの矢 ナキメの胸を貫(つなぬ)き 天の安河に至る|
|タカキカミ 其の矢を衝(つ)き返したまひしかば ワカヒコ中(あた)りて死にき|
#br

|ワカヒコの父 クニタマとその妻子(めこ)来たりて葬りき|
#br
#br

|&resizeimage(20220911.jpg,200,);|
|CENTER:アヂスキタカヒコネ ☆|

[古事記:165再] アヂスキタカヒコネ -ノカミ
・ワカヒコの弔(とぶら)ふ時に アヂスキタカヒコネ来たる
・クニタマとその妻(め)哭きて ワカヒコ死なずてありけり
・ワカヒコとアヂスキ 容姿(かほ)甚(いと)能(よく)相似(にたり)
・大(いた)く怒りて十拳剣(とつかつるぎ)を抜く
 大刀(たち)の名 大量(おほばかり) 亦の名神度剣(かむどのつるぎ)

[まんが]
・ワカヒコ 葦原中国へ来たる シタテルヒメを娶りて八年還らず
・シタテルヒメ 兄アヂスキと顔そっくりなワカヒコと夫婦(めをと)となる
・シタテルヒメは兄好き
#br
#br

|&resizeimage(20220911-2.jpg,,);|
#br
#br

次のお話は
大国主神国避の段 / おほくにぬしのかみ くにさり の段
#br