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夜見国の段 / よみのくに の段
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|CENTER:黄泉国(よもつくに)|h
|CENTER:イザナギ黄泉国(よもつくに)に追ひ行でましき&br;イザナギ「国未(いま)だ作り竟(お)へず 故(かれ)還るなり」&br;イザナミ「黄泉神(よもつかみ)と相論(あげつら)はむ」   |
 イザナミより前(さき)に黄泉神(よもつかみ)あり
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|&resizeimage(20220312.jpg,200,);|
|CENTER:ククリヒメ|

[古事記] なし

[日本書紀]
・5-10 ククリヒメ-ノカミ
 泉国(よもつくに)に菊理媛神 (訓みはククリヒメ亦はココロヒメとなる)

[まんが]
・黄泉の国でのイザナミの話し相手の「数へる神」 親はタカキとしておく
・のちに大国主に算盤と大黒帳を授ける

[カヤ]
・まんがでは 世間(よのなか)の只中(ただなか)に在る木
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|CENTER:八雷神 / やくさの いかづち がみ|h
|イザナミの体に 八雷神 成り居(を)りき|
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|&resizeimage(20220313.jpg,200,);|
|CENTER:オホイカヅチ|

[古事記:78] オホイカヅチ-ノカミ
・頭(かしら)に オホイカヅチ

[日本書紀]
・5-7 イカヅチノカミ
・5-9 オホイカヅチ
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|&resizeimage(20220314.jpg,200,);|
|CENTER:ホノイカヅチ|

[古事記:79] ホノイカヅチ-ノカミ
・胸に ホノイカヅチ

[日本書紀]
・5-9 ホノイカヅチ
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|&resizeimage(20220315.jpg,200,);|
|CENTER:クロイカヅチ|

[古事記:80] クロイカヅチ-ノカミ
・腹に クロイカヅチ

[日本書紀]
・5-9 クロイカヅチ
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|&resizeimage(20220316.jpg,200,);|
|CENTER:サキイカヅチ|

[古事記:81] サキイカヅチ-ノカミ
・陰(みほと)に サキイカヅチ

[古事記伝] サクイカヅチ
[日本書紀]
・5-9 サクイカヅチ
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|&resizeimage(20220317.jpg,200,);|
|CENTER:ワカイカヅチ|

[古事記:82] ワカイカヅチ-ノカミ
・左手(ひだりのて)に ワカイカヅチ

[古事記伝] ワキイカヅチ
[日本書紀]
・5-9 ワカイカヅチ
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|&resizeimage(20220318.jpg,200,);|
|CENTER:ツチイカヅチ|

[古事記:83] ツチイカヅチ-ノカミ
・右手(みぎりのて)に ツチイカヅチ

[日本書紀]
・5-9 ツチノイカヅチ
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|&resizeimage(20220319.jpg,200,);|
|CENTER:ナリイカヅチ|

[古事記:84] ナリイカヅチ-ノカミ
・左足(ひだりのあし)に ナリイカヅチ

[古事記伝] ナルイカヅチ
[日本書紀] なし
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|&resizeimage(20220320.jpg,200,);|
|CENTER:フシイカヅチ|

[古事記:85] フシイカヅチ-ノカミ
・右足(みぎりのあし)に フシイカヅチ

[日本書紀] なし
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|>|CENTER:いかづち かむとけ かみなり|h
|CENTER:雷|いかづち 古事記 万葉集 日本書紀&br;恐ろしいものや魔物を表はす言葉 のちにカミナリも|
|霹靂|かむとけ 日本書紀 万葉集 落雷寄り (へきれき)|
|鳴神|なるかみ 万葉集 音寄り|
|雷電|雷(かみ)なり電(いなびかり)す 万葉集|
|稲妻|いなづま 初出未確認 中世か|
 「かみなり」は元は音を指しての名 「なるかみ」は歌詞(うたことば)
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|&resizeimage(20220321.jpg,200,);|
|CENTER:ヨモツヒメ|

[古事記] なし
[日本書紀] なし

[まんが] 黄泉姫
・イザナミの黄泉の国での姿
・体に八雷神(やくさのいかづちがみ)

[タマネギ]
・一般に鬼女に描かれる まんがでは玉葱な
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|&resizeimage(20220322.jpg,200,);|
|CENTER:ヨモツシコメ|

[古事記:86] ヨモツシコメ (神とは書かれず)

[日本書紀] ヨモツシコメ ヨモツヒサメ (神とは書かれず)
・5-6 ヨモツシコメ八人(やひと)、一(ある)に云はく、ヨモツヒサメ

[古事記伝]
・名の義(こゝろ)は、形のおそろしく見悪(みにく)きを云

[まんが]
・最も神から遠い行い 自殺した神
・死人(しにびと)を癒し己の傷もまた癒えてのち根に還る

[ヒワ スイセン]
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|&resizeimage(20220323.jpg,200,);|
|CENTER:ヨモツイクサ|

[古事記:87] ヨモツイクサ
・千五百(ちいほ)の黄泉軍(よもついくさ) (神とは書かれず)

[日本書紀] なし

[ヤツメウナギ]
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|&resizeimage(20220324.jpg,200,);|
|CENTER:オホカムヅミ|

[古事記:88] オホカムヅミ-ノミコト

[日本書紀] なし

[ヤマモモ]
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|&resizeimage(20220325.jpg,200,);|
|CENTER:ヨモツオホカミ|

[古事記:番号外] ヨモツオホカミ
・イザナミノミコトを ヨモツオホカミとまをす
・亦(また)かの追ひしきしによりて チシキノオホカミと まをすともいへり

[日本書紀] なし

[アヂサヰ]
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|&resizeimage(20220326.jpg,200,);|
|CENTER:チガヘシ|

[古事記:89] チガヘシ-ノオホカミ サヤリマスヨミド-ノオホカミ
・千引石(ちびきいは)をその黃泉比良坂(よもつひらさか)に引き塞(さ)へて
・其の黃泉坂(よみのさか)に塞(さや)れりし石(いは)は チガヘシ-ノオホカミとまおし
 サヤリマスヨミドノオホカミ ともまをす

[日本書紀]
・5-6 チガヘシ-ノオホカミ

[センノキ]
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|>|CENTER:黃泉 古事記に11箇所/よみ訓みは2箇所|h
|CENTER:黃泉國|よもつくに 或いはよみつくに(古事記伝)|
|CENTER:黃泉戸喫|よもつへぐひ|
|CENTER:黃泉神|よもつかみ 相論(あげつら)はむ|
|CENTER:黃泉軍|よもついくさ 千五百(ちいほ)の黃泉軍|
|CENTER:黃泉比良坂|よもつひらさか 4箇所|
|CENTER:黃泉津大神|よもつおほかみ イザナミ|
|CENTER:黃泉坂|よみのさか|
|CENTER:黃泉戸大神|よみどのおほかみ チガヘシの亦の名|
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|>|CENTER:黃泉|h
|CENTER:漢土|黃泉 コウセン 漢土の伝への 地下にある死人の国|
|CENTER:古事記|黃泉 よも|
|CENTER:日本書紀|黃泉 よもつくに|
|CENTER:万葉集|泉国 よもつくに|
|CENTER:古事記伝|よもつくに 或いはよみつくに 下方(したべ)に在る国なりけり|
|>| 古くは「よも」であり「よみ」に変わったとみられる&br; 音のうへから「夜見」には遠く「闇」により近い言葉|
|>|死人(しにびと)の国「黃泉」の伝へ(伝承)は疑はしく 古事記が語り始めやも|
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|CENTER:まんがの黃泉|h
|CENTER:古事記に地下とは書かれてゐない まんがでは昼なほ暗い「梅雨の国」&br;死人(しにびと)の傷(いた)みを癒し 根に還す|
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|&resizeimage(20220326-2.jpg,,);|
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次のお話は
御身洗の段 / みみ みそぎ の段
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