稲羽素兎の段 のバックアップ(No.4)
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- 1 (2022-06-13 (月) 02:21:30)
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- 4 (2022-06-16 (木) 04:12:42)
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稲羽素兎の段 / いなば の しろうさぎ の段
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ヤソガミ |
[古事記:158] 八十神 ヤソガミ
・オホクニヌシの兄弟(あにおと)ヤソガミ坐しき
・皆(みな)国はオホクニヌシの神に避りまつりき 稲羽のヤガミヒメ婚(よば)はむ心あり
・シロウサギに海鹽(うしほ)を浴みて風に當り伏せれとをしへたまひき
・手間山(てまのやま)に赤猪(あかゐ)在るなり 汝(いまし)待ち取れ
・山の大樹(おほき)の矢をを打ち離ちて オホクニヌシうち殺しき
・オホクニヌシ 坂の御尾(みを)ごとに追ひ伏せ 河の瀬ごとに追ひ撥(はら)ひて 国作り始めたまひき
[日本書紀] ヤソカミ
・9-6 ヤソカミ アメワカヒコの段 (古事記のヤソガミとは異なる神)
[まんが]
・兄弟八十神 併せて八十一神
・名をイチヒコ・ニヒコ...とする オホクニヌシは四十一比古(よそあまりひとひこ)
・国をオホクニヌシに譲りて ヤガミヒメを娶りに向かふ
・ヤソガミは計画性 行動力 統率力を持ち 王(おほきみ)に相応はしい神
・オホクニヌシは多くの神の力を借りて事を成す 新(あらた)しい国の在り方を示す
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ヤガミヒメ |
[古事記:159] ヤガミヒメ (の神は付かない)
・稲羽のヤガミヒメ ヤソガミ参ゐ来たる
・吾(あ)はオホナムチに嫁(あは)なむ
・子神キマタ
[日本書紀] なし
[古事記伝] ヤカミヒメ
[まんが]
・稲羽とのみ書かれ国は付かないが因幡国と思はれるので 稲羽国とする
・まんがのヤガミヒメは紙漉き
[コウゾ]
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シロウサギ ☆ |
[古事記:160] イナバノシロウサギ ウサギガミ
・裸(あかはだ)なるウサギ伏せり ワニを欺きて海を度(わた)りき
・ヤソガミとオホナムチの教(をし)へに従ふ
・此(これ)稲羽之素菟(いなばのしろうさぎ)といふ者也 いまに菟神(うさぎがみ)
[日本書紀] なし
[素菟]
・古事記では白は王(おほきみ)に用ゐられる文字
・白菟は月を思わせるため白の文字を避けたとの説あり
[まんが]
・大国主の教へにて傷を直す時にはウサギ のちに神となる
・大国主周りに出番を増やす 穴太妙古泥(あのうたへこね)と名付く
[モミチ キイチゴ]