大国主神国避の段 のバックアップ(No.4)


大国主神国避の段 / おほくにぬしのかみ くにさり の段

 
 
アマテラス 亦(また)いづれの神を遣はしてば吉(え)けむ
かれオモヒカネの神 及(また)諸神(もろもろのかみたち)まをしけらく
イツノヲハバリの神 亦(また)此の神ならずは 其の神の子タケミカヅチノヲの神 是(これ)遣はすべし
 
ヲハバリ

[古事記:77再] イツノヲハバリ -ノカミ
・イザナギのカグツチ斬りし十拳剣(とつかつるぎ)の名ヲハバリ (この時は神に非ず)
・天の安河の河上の 天の岩屋(いはや)に坐(ま)す 名はイツノヲハバリの神
・アメノカクを遣はして問ふ
・僕(あ)が子タケミカヅチ遣はすべし

 
タケミカヅチ ☆

[古事記:66再] タケミカヅチ -ノカミ
・ヲハバリ斬りたるカグツチの血より八柱の神 其の一柱タケミカヅチ 
・ヲハバリはタケミカヅチの親となってゐる
・タケミカヅチ 葦原中国へ来たりて オホクニヌシに国を譲るやと問ふ
・中巻 タケミカヅチの十拳剣(とつかつるぎ) 熊野のタカクラジへ降す

 
カク

[古事記:230] アメノカク -ノカミ
・アメノカクを遣はして ヲハバリに問ふ

 
アメノカクを遣はして ヲハバリに問ふ
然れども此の道には 僕(あ)が子タケミカヅチ遣はすべし
かれアメノトリフネを タケミカヅチに副へて遣はしき