須佐之男命御被避の段 のバックアップ(No.3)
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- 1 (2022-05-15 (日) 08:10:55)
- 2 (2022-05-16 (月) 05:23:06)
- 3 (2022-05-17 (火) 04:10:28)
須佐之男命御被避の段 / すさのをのみこと み やらはへ の段
千位置戸(ちくらおきど) |
是(こゝ)に ヤホヨロズノカミ 共に議りて ハヤスサノヲの命に 千位置戸(ちくらおきど)を負(お)ほせ 亦(また)鬚(ひげ)を切り 手足の爪を拔かしめて 神やらひやらひき |
オホゲツヒメ |
又(また) 食物(おしもの)をオホゲツヒメに 乞(こ)ひたまひき 爾(こゝ)にオホゲツヒメ 鼻 口また尻より 種種(くさぐさ)の味物(ためつもの)を取りい出て 種種(くさぐさ)作り具(そな)へて たてまつる時に ハヤスサノヲの命 其の態(しわざ)を立ち伺ひて 穢汚(きたなきもの)を奉るとおもほして 乃(すなはち) 其のオホゲツヒメを殺したまひき |
故(かれ) 殺さえたまへる神の身に生(な)れる物は 頭(かしら)に蠶(かひこ)なり 二つの目に稻種(いなだま)なり 二つの耳に粟(あは)なり 鼻に小豆(あづき)なり 陰(ほと)に麥(むぎ)なり 尻に大豆(まめ)なりき 故(かれ) 是(こゝ)に カミムスヒ御祖(みおや)の命 これを取らしめて 種(たね)と成したまひき |
オホゲツヒメ ☆ |
[古事記:51再] オホゲツヒメ-ノカミ
・イザナギイザナミの子神
・スサノヲに殺され 3番目の神カミムスヒが種(たね)と成す 殺され方は書かれてゐない
[日本書紀]
・5-11 葦原中国の保食神(うけもちのかみ)がツクヨミに殺され アマノクマヒトが種(たね)と成す
[まんが]
・スサノヲが高天原を去る時に立ち寄る 隠し持った剣で斬る
・切り刻まれた体より種が成るのは芋を食ふ処の神話の基本型
・殺したのはツクヨミで スサノヲは身代わりに名乗り出たのやも
・鼻 口 尻 頭 目 耳 陰 より食物(おしもの) 味物(ためつもの)
・のちに根の堅洲国にて スサノヲと再び会ふ
[ミヅアメ]
高天原 - オホゲツヒメの段(くだり) - 葦原中国 |
本や書き手により 前の高天原に付ける本と 後ろの葦原中国に付ける本あり |
チヂコ |
[古事記] なし
[日本書紀] 8-5
・スサノヲ ひげを抜きて散(あか)つ 即ち杉(すぎのき)に成る
胸の毛を抜き散つ 是(これ)檜(ひのき)に成る
尻(かくれ)の毛は 是(これ)柀(まき)に成る
眉の毛は 是(これ)橡樟(くす)に成る
・スサノヲ 八十木種(やそこだね) 皆能(よ)く播(ほどこ)し生(う)う とのたまふ
[まんが]
・スサノヲの乗り物を案(かむが)ふる
・1732「太平百物語」に表はれる妖(およづれ) 千々古(ちぢこ)の名を借りる
・古事記に踊り字は使はれてゐないため 千千古とす
[ツチグリ]