綿津見宮の段 のバックアップ(No.3)
綿津見宮の段 / わたつみ の みや の段
是(こゝ)に其の弟(いろと)ホヲリ 海邊(うみへ)に泣き患(うれ)ひ居ます時に |
シホツチの神 何(いかに)ぞ 虛空津日高(そらつひこ)の泣き患(うれ)ひたまふ所由(ゆゑ)は 我(あれ) 汝命(いましみこと)の為に善(よ)き議(はかりごと)せむ 卽ち 无間勝間之小船(まなしかつまのをぶね)を造りて 其の船に載せまつりて押し流さば やゝ暫(しまし)往でませ 魚鱗(いろこ)なす造れる宮 其れ綿津見神之宮(わたつみのかみのみや)なり 其の海神(わたのかみ)の女(むすめ) 見て相議(あひはか)らむぞ |
シホツチ |
[古事記:246] シホツチ -ノカミ
[日本書紀] シホツチ -ノヲヂ
・9-4 コトカツクニカツナガサ(イザナキの子シホツチノヲヂ)
・10-本文 シホツチノヲヂ
[古事記伝]
・名の義(こゝろ)は 知識大都知(しりおほつち)なり
ワタツミ |
[古事記:27再] ワタツミ -ノカミ
・イザナギイザナミの子 オホワタツミ
[ワタツミノカミ]
・海の神を広く云ふ名 まんがでは27オホワタツミとする
・他に107ソコツワタツミ 109ナカツワタツミ 111ウハツワタツミ 古事記伝はこの三柱の神とする