大国主神御祖の段 のバックアップ(No.3)


大国主神御祖の段 / おほくにぬしのかみ の みおや の段

 
 
スサノヲ 女神を二柱 娶(めと)りて子を成す
クシナダヒメひ孫のひ孫 大国主
カムオホイチヒメ子神 歳神オホトシ 穀物神ウカノミタマ
 
 
ヤシマジヌミ

[古事記:141] ヤシマジヌミ-ノカミ
・スサノヲ クシナダヒメを娶りて生まれし子神 ヤシマジヌミ

[日本書紀]
・清(すが)の湯山主(ゆやまぬし)ミナサルヒコヤシマシノ
 一(ある)に云はく 清(すが)のユヒナサカカルヒコヤシマデ
 又云はく 清(すが)の湯山主(ゆやまぬし)ミナサルヒコヤシマノ 五世(いつよ)の孫(みまご) 大国主
 
[羅針図]

 
古事記クシナダヒメ 以下(よりしも) ヒメには神と付かない

・神ではあるが大きな力を持たなくなる
・母系社会から漢土(からくに)の父系社会への憧れ 平安期を越えて 遠く武士の時代に叶へられる

 
 
カムオホイチヒメ

[古事記:142] カムオホイチヒメ
・スサノヲ カムオホイチヒメを娶りて生まれし子神 オホトシ ウカノミタマ

[まんが]
・酒造りの杜氏(とじ)とする
・鉄火肌の女神
 
[オホカミ ジョロサン]

 
酒船(さかぶね) 桶(うけ)
8世紀 板を箍(たが)で止めた精密な桶は無い
当時は木を焼いて槍鉋(やりがんな)で刳り抜いた 桶(うけ)
まんがでは 素焼の甕(かめ)にカズラやヒゴで補強した酒船
古(いにし)へ 噛み酒の頃に酒造りは女の杜氏(とじ)
10世紀 板を箍(たが)で止めた大きな桶
濁り酒から清酒へと変わると 男の杜氏(とじ)となる