御身洗の段 のバックアップ(No.24)
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- 4 (2022-03-30 (水) 21:54:27)
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御身洗の段 / みみ みそぎ の段
イザナギの大神(おほかみ)の 投げ棄(う)つるものより12柱(とをまりふたばしら) |
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ツキタツフナド |
[古事記:90] ツキタツフナド-ノカミ
・杖に成りませる神の名は ツキタツフナド
[日本書紀]
・5-6 フナト
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ミチノナガチハ |
[古事記:91] ミチノナガチハ-ノカミ
・杖に成りませる神の名は ミチノナガチハ
[日本書紀]
・5-6 ナガチハ
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トキハカシ |
[古事記:92] トキハカシ-ノカミ
・袋(ふくろ)に成りませる神の名は 時量師トキハカシ
[日本書紀] なし
[古事記伝] トキオカシ トキナホシ
・裳(も)に成りませる神の名は 時置師トキオカシ
・置の字は直の誤(あやまり)にやあらむ 然(さら)ば トキナホシなり
・一本(あるほん)には量と作(かけ)り
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ワヅラヒノウシ |
[古事記:93] ワヅラヒノウシ-ノカミ
・衣(みけし)に成りませる神の名は ワヅラヒノウシ
[日本書紀]
・5-6 ワヅラヒ
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チマタ |
[古事記:94] チマタ-ノカミ
・褌(はかま)に成りませる神の名は チマタ
[日本書紀]
・9-1 チマタノカミ(サルタヒコノオホカミ) 古事記とは異なる神
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アキグヒノウシ |
[古事記:95] アキグヒノウシ-ノカミ
・冠(かゞふり)に成りませる神の名は アキグヒノウシ
[日本書紀]
・5-6 アキクヒ
[古事記伝]
・和名抄にカウフリとあるは、音便に轉(うつ)れる言なり かむゝり(かんむり)かむりなども云り
・上つ代は冠は無(なか)りしと云説あり 宇受(うず)と云物あり
炊屋姫(かしきやひめ)の御代に「冠位」は始まるが布で作られている
冠は漢字(からもじ)の借字(かりもじ) 実(まこと)には草木による飾りなるべし
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オキザカル |
[古事記:96] オキザカル-ノカミ
・左の御手(みて)の手纏(たまき)に成りませる神の名は オキザカル
[日本書紀] なし
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オキツナギサビコ |
[古事記:97] オキツナギサビコ-ノカミ
・(左の御手の手纏より) 次に オキツナギサビコ
[日本書紀] なし
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オキツカヒベラ |
[古事記:98] オキツカヒベラ-ノカミ
・(左の御手の手纏より) 次に オキツカヒベラ
[日本書紀] なし
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ヘザカル |
[古事記:99] ヘザカル-ノカミ
・右(みぎり)の御手(みて)の手纏(たまき)に成りませる神の名は ヘザカル
[日本書紀] なし
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ヘツナギサビコ |
[古事記:100] ヘツナギサビコ-ノカミ
・(右の御手の手纏より) 次に ヘツナギサビコ
[日本書紀] なし
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ヘツカヒベラ |
[古事記:101] ヘツカヒベラ-ノカミ
・(右の御手の手纏より) 次に ヘツカヒベラ
[日本書紀] なし
左の手纏よりオキツ3柱 / 右の手纏よりヘツ3柱 | |
奥 | 奥(おき)は海の奥(おき)、辺(へ)は海辺(うみべた)にて、常にも対言(むかへいふ)なり |
疎 | 疎(さかる)は、古書に多く放又離の字などをも訓り 今の言にも遠ざかると云 |
辺 | 海辺(うみべた)と云は広く、波限(なぎさ)は、正(まさ)しく波の打寄(うちよす)る際(きは)なり |
間 | カヒは間(あひ)なり 間(あひ)はもと合(あひ)の意にて、彼(かなた)と此(こなた)と合(あふ)処を云るより出たり 此(こゝ)は疎(さかる)処と波限(なぎさ)との間(あひ)の意(こゝろ)ぞ |
万葉集 奥(おく)と沖(おき)は通ず
十二 とをあまりふた | |
八 | 古への大和の好む数 記紀 |
十 | キリの良い数と思はれず 記紀に表はれず |
十 二 | 多くの数で分けられるため 量りや暮らしに活きる数 日本書紀に日付として 十干十二支は採られている 古事記に十二は此処くらゐ |
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ヤソマガツヒ |
[古事記:102] ヤソマガツヒ-ノカミ
・中つ瀬に滌(そゝ)ぎたまふ時に成りませる神の名は ヤソマガツヒ
[日本書紀]
・5-6 ヤソマガツヒ
[古事記伝] ヤソマガツビ
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オホマガツヒ |
[古事記:103] オホマガツヒ-ノカミ
・次に オホマガツヒ
[日本書紀] なし
[古事記伝] オホマガツビ
ヤソマガツヒ オホマガツヒ | |
古事記 | かの穢(きたなき)繁國(しきぐに)に到りましし時の汚垢(けがれ)によりて成りませる神なり |
古事記伝 | 世の中の禍害(まがこと)をなしたまふ マガツビの神 |
まんが | 渦(うづ) 咼(ゆが)む |
けがれは後の世の拡大解釈に過ぎない
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カムナホビ |
[古事記:104] カムナホビ-ノカミ
・その禍(まが)を直(なほ)さむとして成りませる神の名は カムナホビ
[日本書紀]
・5-6 カムナホヒ
[規(ぶんまはし)]
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オホナホビ |
[古事記:105] オホナホビ-ノカミ
・次に オホナホビ
[日本書紀]
・5-6 オホナホビ
・5-10 オホナホビ
[矩(まがりがね)]
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イヅノメ |
[古事記:106] イヅノメ-ノカミ
・次に イヅノメ 併せて三神なり
[日本書紀] なし
[目盛 目方]
・まんがではカムナホビ オホナホビを規(ぶんまはし) 矩(まがりがね)に描(ゑが)く
規と矩は 漢土(からくに)の後漢にも描かれる組み合はせ
・マガツヒ2神に対(むか)へる ナホビ2神 イヅノメは不詳(つまびらかならず)
・まんがでは 物差しの神 十目Lの三神 衣は直線裁ち
カムナホビ オホナホビ | |
古事記伝 | 穢(きたなき)より清(きよき)にうつる間に成坐(なりませ)る神 |
汚穢(けがれ)を禍(まが)と云ひ 清(きよ)むるを直(なほ)すと云 然らば是を 祓(はらひ)を以て心のまがれるを直すことゝするは 甚(いた)く誤(ひがこと)なり 動(ともす)れば儒仏を羨(うらやみ)て 心の法(こゝろのうへ)を説(と)かむとする学者の癖(くせ)なり 凡て禊祓は 身の汚垢(けがれ)を清むるわざにこそあれ 心を祓ひ清むと云は 外つ国の意にして 御国の古へさらにさることなし |
古事記伝:身の汚垢(けがれ)であり 心の汚穢(けがれ)を祓(はら)ふと云は誤(ひがこと)なり
太安万侶も本居宣長も 心の(略)
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ソコツワタツミ |
[古事記:107] ソコツワタツミ-ノカミ
・水底(みなそこ)に滌(そゝ)ぎたまふ時に成りませる神の名は ソコツワタツミ
[日本書紀]
・5-6 ソコツワタツミ
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ソコツツノヲ |
[古事記:108] ソコツツノヲ-ノカミ
・次に ソコツツノヲ
[日本書紀]
・5-6 ソコツツノヲ
[古事記伝] ソコヅヽノヲ
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ナカツワタツミ |
[古事記:109] ナカツワタツミ-ノカミ
・中(なか)に滌(そゝ)ぎたまふ時に成りませる神の名は ナカツワタツミ
[日本書紀]
・5-6 ナカツワタツミ
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ナカツツノヲ |
[古事記:110] ナカツツノヲ-ノカミ
・次に ナカツツノヲ
[日本書紀]
・5-6 ナカツツノヲ
[古事記伝] ナカヅヽノヲ
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ウハツワタツミ |
[古事記:111] ウハツワタツミ-ノカミ
・水上(みづのへ)に滌(そゝ)ぎたまふ時に成りませる神の名は ウハツワタツミ
[日本書紀]
・5-6 ウハツワタツミ
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ウハツツノヲ |
[古事記:112] ウハツツノヲ-ノカミ
・次に ウハツツノヲ
[日本書紀]
・5-6 ウハツツノヲ
[古事記伝] ウハヅヽノヲ