須賀宮の段 のバックアップ(No.2)


須賀宮の段 / すが の みや の段

 
 
須賀宮 / すがのみや
ハヤスサノヲの命 こゝに須賀(すが)のところに到りまして
我(あ)が御心(みこゝろ)須賀須賀(すがすが)し
須賀宮(すがのみや)つくらしゝ時 其こより雲立ちのぼりき かれ御歌(みうた)よみしたまふ
夜久毛多都 伊豆毛夜幣賀岐 都麻碁微爾 夜幣賀岐都久流 曾能夜幣賀岐袁
やくもたつ いづもやへがき つまごみに やへがきつくる そのやへがきを
アシナヅチの神をめして 汝は我が宮の首(おびと)たれ

 スサノヲ 初めての歌を詠む

 
 

 
 
山の神
大犯土(つち)の日に 白兎に乗って 木を数へなさる
この日 山仕事はお休み 木に数へこまれてしまうから
 
 
オホヤマツミ

[古事記:40再] オホヤマツミ-ノカミ

[まんが]
・郷土史に記載の民間信仰を付け足し 今の世も山仕事の人は 大犯土(つち)の日を心がけてゐる