稲羽素兎の段 のバックアップ(No.2)


稲羽素兎の段 / いなば の しろうさぎ の段

 
 
ヤソガミ

[古事記:158] 八十神 ヤソガミ
・オホクニヌシの兄弟(あにおと)ヤソガミ坐しき
・皆(みな)国はオホクニヌシの神に避りまつりき 稲羽のヤガミヒメ婚(よば)はむ心あり
・シロウサギに海鹽(うしほ)を浴みて風に當り伏せれとをしへたまひき
・手間山(てまのやま)に赤猪(あかゐ)在るなり 汝(いまし)待ち取れ
・山の大樹(おほき)の矢をを打ち離ちて オホクニヌシうち殺しき
・オホクニヌシ 坂の御尾(みを)ごとに追ひ伏せ 河の瀬ごとに追ひ撥(はら)ひて 国作り始めたまひき

[日本書紀] ヤソカミ
・9-6 ヤソカミ アメワカヒコの段 (古事記のヤソガミとは異なる神)

[まんが]
・兄弟八十神 併せて八十一神
・名をイチヒコ・ニヒコ...とする オホクニヌシは四十一比古(よそあまりひとひこ)
・国をオホクニヌシに譲りて ヤガミヒメを娶りに向かふ
・ヤソガミは計画性 行動力 統率力を持ち 王(おほきみ)に相応はしい神
・オホクニヌシは多くの神の力を借りて事を成す 新(あらた)しい国の在り方を示す