日照命奉仕の段 のバックアップ(No.2)


日照命奉仕の段 / ほでりのみこと まつろひ の段

 
 
海神(わたのかみ)の教へし言(こと)の如くして 兄(いろせ)に給(たま)はむ時に
この鉤(はり)は オボチ スヽヂ マヂチ ウルチ と云ひて 後手(しりへで)に賜ひ
鹽盈珠(しほみつたま)を出して溺らし 鹽乾珠(しほひるたま)を出して活かし
かくして惚苦(たしなめ)たまふ
僕(あ)は今より以後(ゆくさき) 汝命(ながみこと)の晝夜(よるひる)の守護人(まもりびと)となりてぞ
仕へ奉(まつ)らむ
 
 
ホヲリ

[古事記:245再] ホヲリ -ノミコト ヤマサチヒコ
・兄(いろせ)に借りた鉤(つりばり)を 三年(みとせ)のちに返へす