幸魂奇魂の段 のバックアップ(No.2)


幸魂奇魂の段 / さきみたま くしみたま の段

 
 
スクナビコナは常世の国に度(わた)りましき
大国主 吾独りして何(いか)でかも 此の国をえ作らむ
是の時 海(うなはら)を光(てら)して依来(よりく)る神あり
我(あ)が前(みまへ)をよく治めてば 吾(あれ)ともどもに相作り成してむ
若(も)し 然(しか)あらずは 国成り難(かて)まし
倭(やまと)の青垣(あをかき)東(ひむかし)の山上(やまのへ)にいつき奉れ
此は ミモロヤマの上に坐(ま)す神なり
 
 
ミモロヤマノカミ ☆

[古事記:196] ミモロヤマノカミ
・上巻 海(うなはら)を光(てら)して依来(よりく)る神あり ミモロヤマノカミ
 神話部分では御諸山の上に坐す神 一般に三輪山(みわやま)の大神(おほみわ)神社のオホモノヌシ
・中巻 高千穂の宮 美和のオホモノヌシの神とセヤダタラヒメの子 ホトタタライススキヒメ
・中巻 水垣の宮 美和山の神の子 オホタタネコ

[日本書紀]
・8-6 大国主の亦の名 オホモノヌシ
・9-2 オホモノヌシ