三柱貴御子御事依の段 のバックアップ(No.2)


三柱貴御子御事依の段 / みばしらのうづのみこ み ことよさし の段

 
三貴子 / みはしらのうつのみこ 記伝:みばしらのうづのみこ
此の時 イザナギの命 大歓喜(いたくよろこばして)詔(の)りたまはく
吾れは子を生み生みて 生みの終(は)てに「三貴子」を得たり
やがて其の御頸珠(みくびたま)の玉緒(たまのを) もゆらに取りゆらかして
アマテラスオホミカミに 賜(たま)ひて詔(の)りたまはく
汝(な)が命は高天原(たかまのはら)を知(し)らせ と事依(ことよ)さして賜ひき
故(かれ) 其の御頸珠(みくびたま)の名を ミクラタナの神とまをす
次にツクヨミの命に詔(の)りたまはく 汝が命は夜食国(よるのをすくに)を知らせ
次にタケハヤスサノヲの命に詔(の)りたまはく 汝が命は海原(うなはら)を知らせ
 
 
ミクラタナ

[古事記:117] ミクラタナ-ノカミ
・頸(くび)の珠(たま)を取りゆらかして アマテラスに賜ひき 珠の名はミクラタナ
 イザナギから アマテラスに渡した 首の珠の名ミクラタナの神

[日本書紀] なし

[古事記伝]
・天照大御神の 御倉に蔵(おさ)め その棚の上に安置(ませ)奉りて祟祭(いつきまつり)たまひし故の御名

[サンクワウテウ(三光鳥)]