大国主神国避の段 のバックアップ(No.14)
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- 14 (2022-09-25 (日) 08:41:30)
大国主神国避の段 / おほくにぬしのかみ くにさり の段
アマテラス 亦(また)いづれの神を遣はしてば吉(え)けむ |
かれオモヒカネの神 及(また)諸神(もろもろのかみたち)まをしけらく イツノヲハバリの神 亦(また)此の神ならずは 其の神の子タケミカヅチノヲの神 是(これ)遣はすべし |
ヲハバリ |
[古事記:77再] イツノヲハバリ -ノカミ
・イザナギのカグツチ斬りし十拳剣(とつかつるぎ)の名ヲハバリ (この時は神に非ず)
・天の安河の河上の 天の岩屋(いはや)に坐(ま)す 名はイツノヲハバリの神
・アメノカクを遣はして問ふ
・僕(あ)が子タケミカヅチ遣はすべし
タケミカヅチ ☆ |
[古事記:66再] タケミカヅチ -ノカミ
・ヲハバリ斬りたるカグツチの血より八柱の神 其の一柱タケミカヅチ
・ヲハバリはタケミカヅチの親となってゐる
・タケミカヅチ 葦原中国へ来たりて オホクニヌシに国を譲るやと問ふ
・中巻 タケミカヅチの十拳剣(とつかつるぎ) 熊野のタカクラジへ降す
カク |
[古事記:230] アメノカク -ノカミ
・アメノカクを遣はして ヲハバリに問ふ
[日本書紀] なし
アメノカクを遣はして ヲハバリに問ふ |
然れども此の道には 僕(あ)が子タケミカヅチ遣はすべし |
かれアメノトリフネを タケミカヅチに副へて遣はしき |
葦原中国の小濱に降りつきて 十拳剣を逆(さかさ)まに刺し立て 剣の前(さき)にタケミカヅチあぐみゐて 葦原中国はアマテラス大御神の御子の知らさむ国 汝(な)が心 いかにぞ |
僕(あ)は得白(えまを)さじ 我(あ)が子ヤヘコトシロヌシ これ白(まを)すべき |
ヤヘコトシロヌシ 恐(かしこ)し 此の国は 天つ神の御子に立奉(たてまつ)りたまへ |
ヤヘコトシロヌシ |
[古事記:169再] ヤヘコトシロヌシ -ノカミ
・オホクニヌシとカムヤタテヒメの子 ヤヘコトシロヌシ
・此の国は 天つ神の御子に立奉(たてまつ)り
亦(また)我(あ)が子 タケミナカタあり 此れを除(お)きては無し |
タケミナカタ 手を取らして 力競(ちからくら)べせむ |
タケミナカタ ☆ |
[古事記:231] タケミナカタ -ノカミ
・オホクニヌシの子 タケミナカタ
・科野(しなの)の国の洲羽海(すはのうみ)に坐す神
[日本書紀] なし
[古事記伝] タケミナガタ
ヤサカトメ |
[古事記:なし] ヤサカトメ
・民間信仰に表はれる タケミナカタの妻 ヤサカトメ
[日本書紀] なし
[まんが]
・画題として炎の女神カナヤコに対(むか)へて 氷の女神ヤサカトメ
・乗り物は兎の車
[オホミヅアヲ]
タケミナカタ白しつらく 恐(かしこ)し 我(あ)をな殺したまひそ 我(あ)が父オホクニヌシの命に違(たが)はじ ヤヘコトシロヌシの言に違はじ 此の葦原中国は 天神(あまつかみ)の御子の隨(まにま)に献(たてまつ)らむ |
カガセヲ |
[古事記] なし
[日本書紀] カカセヲ アマツミカホシ アマノカカセヲ
・9-本文 一に云はく 不服(うべ)なむ者は唯(ただ)星の神カカセヲのみ
・9-2 天に悪しき神あり 名をアマツミカホシ 亦の名をアマノカカセヲ
[まんが]
・記紀に表はれるただ一人の星の神
・最(もとも)のちまで抗(あらが)ひし神
・カカセヲとミカホシ 兄妹(あにいも)とす
・スサノヲとスセリビメの子とす
ミカホシ |
[古事記] なし
[日本書紀] アマツミカホシ
・9-2 天に悪しき神あり 名をアマツミカホシ 亦の名をアマノカカセヲ
[まんが]
・カカセヲとミカホシ 兄妹(あにいも)とす
・スサノヲとスセリビメの子とす
オホクニヌシ 僕(あ)の子等(こども)の白(まを)せる隨(まにま)に 僕(あれ)も違(たが)はじ 此の葦原中国は 命の隨(まにま)に既に献(たてまつ)らむ |
僕(あ)が子等(こども) 百八十神(モヽヤソガミ)は ヤヘコトシロヌシの神 神の御尾前(みをさき)となりて仕へ奉(まつ)らば違(たが)ふ神はあらじ |
モモヤソガミ |
[古事記:232] モモヤソガミ
[日本書紀]
・8-6 其の子 一百八十一神(ももはしらあまりやそはしらあまりひとはしらのかみ)
天(あめ)の御舎(みあらか)を造りて 水戸(みなと)の神の孫(ひこ)クシヤタマの神を膳夫(かしはで)として 天の御饗(みあへ)献(たてまつ)る |
タケミカヅチ 天に返り参上(まゐのぼ)りて 葦原中国 言向(ことむけ)和平(やは)しむる状(さま)をまおしたまひき |
クシヤタマ |
[古事記:233] クシヤタマ -ノカミ
・膳夫(かしはで)を任(まけ)られしクシヤタマ
・鵜となりて海(わた)の底の埴(はに)を取りて御笥(みけ)を造り 火を起こし
・海の魚(うを)に火を通してタケミカヅチに振舞(ふるま)ふ
[日本書紀] なし
[ケラ]
中巻 |
アマテラス大御神 タカキカミ 二柱の神の命もちて タケミカヅチ降(くだ)るべし |
僕(あ)は降らずとも 専(もは)ら其の国を平(たひら)げし この横刀(たち)を降すべし |
この刀の名はサジフツ 亦の名はミカフツ 亦の名はフツノミタマ |
刀は小濱(をばま)に突き立てて タケミカヅチは手を取り合ひて 力競べしたまふ
サジフツ |
[古事記:中巻] サジフツ -ノカミ
・葦原中国へタケミカヅチは往かずして 刀のみ降(くだ)らせり
・刀の名はサジフツ 亦の名はミカフツ 亦の名はフツノミタマ
[日本書紀] なし
ミカフツ |
[古事記:中巻] ミカフツ -ノカミ
・葦原中国へタケミカヅチは往かずして 刀のみ降(くだ)らせり
・刀の名はサジフツ 亦の名はミカフツ 亦の名はフツノミタマ
[日本書紀] なし
フツノミタマ |
[古事記:中巻] フツノミタマ (の神は付かず)
・葦原中国へタケミカヅチは往かずして 刀のみ降(くだ)らせり
・刀の名はサジフツ 亦の名はミカフツ 亦の名はフツノミタマ
[日本書紀] なし