須佐之男命御啼伊佐知の段
Last-modified: Mon, 25 Apr 2022 23:22:17 JST (1098d)
Top > 須佐之男命御啼伊佐知の段
スサノヲ 国を知らさずて 啼きいさちき 青山を枯山(からやま)なす 泣き枯らし 河海(うみかは)は 悉(ことごと)に泣き乾(ほ)しき 是(こゝ)を以て悪(あ)しき神の音(こゑ) 狭蝿(さばへ)なす皆(みな)満ち 萬物(よろづのもの)の妖(わざわひ) 悉(ことごと)に発(おこ)りき |
![]() |
アシキカミ |
[古事記:番号外] アシキカミ
[日本書紀] アシキカミ
・9-本文
・9-1
・9-2
[古事記伝] 悪(あらぶる)神
[悪しき事] 古事記中巻 オキナガタラシヒメの段
生剝(いきはぎ) 逆剝(さかはぎ) 阿離(あはなち) 溝埋(みぞうめ) 屎戸(くそへ)
上通下通婚(おやこたはけ) 馬婚(うまたはけ) 牛婚(うしたはけ) 鶏婚(とりたはけ) 犬婚(いぬたはけ)
イザナギの大御神 大忿怒(いたくいからして) 然らば汝 此の国にはな住みなそ と詔りたまひて 乃(すなは)ち 神(かむ)やらひに やらひ たまひき 故(かれ) イザナギの大神は 淡海(あふみ)の多賀(たが)に坐(ま)すなり |
ハヤスサノヲ 妣(はは)の国「根の堅洲国(ねのかたすくに)」に罷(まか)らむ 然(しか)らば 天(あめ)に参上(まゐのぼ)り 天照大御神に請(まを)して罷(まか)らむ アマテラス 我(あ)が国を奪はむとおもほして 何故(なにしかも)上り来つると問ひたまひき ハヤスサノヲ 各(おのもおのも)宇氣比(うけひ)て 子を生まむと白(まを)したまふ |
![]() |
次のお話は
御宇気比の段 / み うけひ の段