根堅洲国の段
根堅洲国の段 / ね の かたすくに の段
御祖(みおや)の命サシクニワカヒメ 子オホナムチに告りたまはく スサノヲの坐(ましま)す 根堅洲国(ねのかたすくに)に参(まゐ)でてよ 必ず其の大神 議(たばか)りたまひなむ |
まんがではオホヤビコの言葉とする
スセリビメ ☆ |
[古事記:163] スセリビメ(の神は付かない) スセリビメ-ノミコト
・根堅洲国 スサノヲの女(むすめ)スセリビメ出で見て 目合(まぐは)ひして相婚(みあひ)まして
・室(むろや)のオホナムチに 比禮(ひれ)を授ける
・オホナムチ 生大刀(いくたち)生弓矢(いくゆみや)天詔琴(あめののりごと)とスセリビメを頂く
・ヤガミヒメ 嫡妻(むかひめ)スセリビメを畏(かしこみ)て返りましき
・嫡后(おほぎさき)スセリビメ 甚(いた)く嫉妬(うはなりねたみ)したまひき
・子神は書かれず
[日本書紀] なし
[まんが]
・オホナムチと会うや目合(まぐは)ひ 父スサノヲと引き合はす
・スサノヲは初めて歌うた神 スセリビメは楽器
・スセリビメは伝説上 はじめて馬に乗りし神
[フヂ]
カガセヲ |
[古事記] なし
[日本書紀] カカセヲ ミカホシ
・9-本文 一(ある)に云はく 星の神カカセヲ
・9-2 天(あめ)に悪しき神あり 名をアマツミカホシ 亦の名はアマノカカセヲ
[まんが] カガセヲ
・名を借りてスセリビメの子とす
・星の神と書かれる唯ひとりの神
[ヒトデ]
ミカボシ |
[古事記] なし
[日本書紀] ミカホシ カカセヲ
・9-2 アマツミカホシ 亦の名はアマノカカセヲ
[まんが] ミカボシ
・名を借りてスセリビメの子とす
[クラゲ]
キノマタ |
[古事記:164] キノマタ-ノカミ ミヰ-ノカミ
・稲羽国のヤガミヒメの子 キノマタ 亦の名をミヰ
研究者によりキノマタとキマタ ふた通りあり
[日本書紀] なし
[サキクサ]
次のお話は
八千矛神御妻問の段 / やちほこのかみの み つまどひ の段