幸魂奇魂の段
Last-modified: Tue, 02 Aug 2022 04:27:08 JST (919d)
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幸魂奇魂の段 / さきみたま くしみたま の段
スクナビコナは常世の国に度(わた)りましき |
大国主 吾独りして何(いか)でかも 此の国をえ作らむ |
是の時 海(うなはら)を光(てら)して依来(よりく)る神あり |
我(あ)が前(みまへ)をよく治めてば 吾(あれ)ともどもに相作り成してむ 若(も)し 然(しか)あらずは 国成り難(かて)まし |
倭(やまと)の青垣(あをかき)東(ひむかし)の山上(やまのへ)にいつき奉れ |
此は ミモロヤマの上に坐(ま)す神なり |
ミモロヤマノカミ ☆ |
[古事記:196] ミモロヤマノカミ
・上巻 海(うなはら)を光(てら)して依来(よりく)る神あり ミモロヤマノカミ
神話部分では御諸山の上に坐す神 一般に三輪山(みわやま)の大神(おほみわ)神社のオホモノヌシ
・中巻 高千穂の宮 美和のオホモノヌシの神とセヤダタラヒメの子 ホトタタライススキヒメ
・中巻 水垣の宮 美和山の神の子 オホタタネコ
[日本書紀]
・8-6 大国主の亦の名 オホモノヌシ
・9-2 オホモノヌシ
次のお話は
大年神羽山戸神御子等の段 / おほとしのかみ はやまとのかみ みこたち の段